Cコードとドミソのあれこれ
レジ袋を断ってエコバッグにコンビニのチキンを入れたら、バッグにチキンの油が滲みついてしまいました。
秋の味覚が待ち遠しい池袋のギター教室、Funギタースクールです。
秋の味覚といったらやっぱりメイトーの「阿蘇 和栗プリン」ですよね。
今年も9・28に無事発売となりました。新型コロナの影響が無くて安心しています。
安心・安全です。
和栗プリンはうっすらと栗色。
栗色というと、なんとなくGコードを連想してしまうのは私だけではないはず。(え、私だけ?)
対して、Cコードはメイトーの「なめらかプリン」でしょうか。
Cのローコードで一番著名なフォームは、これですよね。
よく見るCコード
以前、『コードの押さえ方とまめ知識① Cコード』という記事でも書きましたが、このCコードはこんな風に音が鳴っています。
5弦からドミソドミ
Cというと、音名の「C」、コードの「C」、どっちもありますが、音名の「C」というのは、ピアノの白い鍵盤の「ド」すなわち「固定ド」のドのことです。
振動数は528Hzだそうです。
一方、コードの「C」は、和音、つまり複数の音が重なり合ったもので、「C、E、G」音の3音で構成されています。
ピアノの白い鍵盤で言ったら、「ド、ミ、ソ」です。少し紛らわしいですよね。
コードの「ド」とかは無いのに。
この「C、E、G」などの英語表記と、お馴染みの「ド、ミ、ソ」、固定ド・移動ドの話は別の機会にするとして、今日は全部ドミソで書きます。
Cコードと呼ぶためには、最低音(ベース音)がCで、構成音がEとGであれば、音の順序はバラバラでも構いません。
「ドミソ」じゃなくても、「ドソミ」でも「ドソドミ」でも「ドソドミソ」でも良いわけです。
全部Cコードです
ギターの指板上には沢山のドミソがありますゆえ、その中から適当にドミソのかたまりを選んで弾いても、Cコードと呼べます。
指板上にあるドミソ達
これらもCコードと呼べます
逆に考えると、コードが「C」と鳴っていれば、この指板上のドミソの中の音をどんな風に鳴らしても、調和して聞こえるわけです。
何故かというと、Cコードが鳴っている、つまりドミソが鳴っている場面で、ギターが「ド」「ミ」「ソ」「ドミ」「ソミ」「ソミドミ」などと鳴らしたって、同じ音が鳴っているのだから当然調和しますよね、チューニングさえ合っていれば。
ちょっと説明がくどいですかね。
全部Cと合います
ギタリストにお馴染みパワコードはまさにそれですよね、Cの場合「ドソド」と弾いてますから。
ギタリストにお馴染みのCパワーコード
確かにドソド!ってパワーがありそうな響きです。(そういう意味じゃないと思いますが。)
となると、指板上のドミソを全て覚えてしまえば、少なくともCコードが鳴っている場面においては、その間無敵になりそうです。
いや、無敵というより、安全な場所がわかる、といった方が適切でしょうか。
落とし穴が広がってる中で、安全な足場がわかる、というイメージ…。
安心・安全です。
「イントロで何かギター弾いてよ、適当に」と言われてしまう場面、ギタリストにとってはありがちな場面ですが、どうやらコードが何の音で構成されているかを理解して、それらの音が指板上にどのように広がっているかがわかれば、何かしら解決の手がかりになりそうな予感はします。
100%とは言わなくても、60%くらい。いや、65%? 70%??
…まあ、そんなことわかっていても、なかなか覚えられないんですけどね、これが。。
続く。