【初心者向け】ピックの持ち方・握り具合
花粉症持ちには辛い季節がやって参りました。
豊島区池袋のギター教室、Funギタースクールです。
特に今のご時世、くしゃみをすると非常に微妙な(不穏な)空気になってしまいますので、そういった意味でも花粉症には辛いですね。
レッスン中はマスクと常時換気(2分間で部屋の空気が全部入れ替わる計算、換気回数で言えば30回/h)をしておりますが、花粉も常時取り込むため諸刃の剣ではあります。。
そういえば最近よく菅首相のご長男の写真をニュース等で見かけますが、あれだけ髪が長くてヘアワックス等のスタイリング剤を付けていると、相当量の花粉が髪に付くんだろうなぁと見かけるたびに思ってしまいます。
ピックの持ち方
さて、昨晩のブログ【近況】で少し勢いがついたので、続けて投稿したいと思います。
今回は、初心者向けにピックの持ち方についてです。
ピックの持ち方・握り具合はギタリストによっていろいろなパターンがありまして、一概に
「これが正解ですぅっ!!」
とは言えないところがあり、レッスンの時にどこまで指摘するか迷うところがあるのですが、いろいろなアーティストの持ち方を研究したり、教本を確認していくうち、恐らく世間一般で推奨されている持ち方にたどり着いたであろう私の持ち方を、参考までにご紹介したいと思います。
・今回使用するピック
JIM DUNLOPのティアドロップ型です。
先端がだいぶ削れてますが。
このくらいの角度で人差し指に乗っけます。
・親指を添えたところ
こんな風に、ふわっと親指を乗っけます。
ギュッとは握りません。
弦をヒットした時にピックが落っこちない程度の微妙な握り具合で、これを説明するのが毎回難しい。。
弱く握ってピックを落としながら練習していると、いつの間にか落ちなくなっている、みたいな。
親指からピックの先端までは、1センチ~8ミリ程度が標準とされています。私は8~9ミリくらいです。
この時、人差し指の第一関節は少し曲がっている状態です。
・裏側から見た図
こんな感じですね。
・浅めに持った図
よく「ピックを浅めに」などとアコギの教則本に書いてますが、浅めのイメージはこんな感じです。
1.1~1.2センチくらいでしょうか。
浅めに持つと、ピックの可動域が増えるので、弦を弾いた時のザクザク、シャリンシャリンした感じがよく出ます。
あと、弦も綺麗に振動してくれるので倍音豊かな鳴りになります。
・ジャズピックの場合
ティアドロップに似た形で、「ジャズ型」と呼ばれる小さいピックがあります。
どのジャンルを弾く場合でも最近はめっきりジャズ型になった私ですが、こんな風に先端を出して、比較的フワッと握ってます。
あ、でも速いフレーズを弾くときはフワフワだと弾きにくいので、少しだけ力を込めています。(無意識に。)
ちなみに写真は近年話題の日本製ピック、MASTER 8 JAPAN。
滑りにくいし、弦にヒットした感じが割と好みです。
よく使ってるのはD801S-JZ120という、1.2ミリタイプです。
ちなみに私の手のひら。
そんなに大きくはないです。
・ピッキング前
・ピッキング後
なんか手の色が血色悪いですが、こんな感じです。
なるべく弦に対して垂直に(フレットと平行に)ヒットさせるイメージです。
大雑把でしたが、何となくイメージが伝わりましたでしょうか??