ギターレッスンは、
- エレキギター
- アコースティックギター
- クラシックギター
を使用して、弾けるようになりたい曲のフレーズ、テクニック、理論的背景、などを解説していきます。
アコースティックギターの弾き語りからエレキギターのアドリブソロまで、「この曲をそっくりそのまま弾けるようになりたい!」といったご要望から、「このテクニックのコツを知りたい」「この曲がどういった法則で成り立っているのか知りたい、自作曲にも役立てたい」などについてレッスンしていきます。
弾きたい曲が特に無い方には、有名かつ簡単な曲のコード進行を使っての練習や、将来やりたいことが出来た場合に備えて基礎練習のご提案をしています。
レッスンプリント例
以下、レベル別の具体的なレッスン例です。(※必ず全てを講義するわけではありません。)
【未経験者・初心者の方】
未経験者・初心者の方には、目標や目的を考慮しつつ以下のような内容のレッスンをします。
<未経験者>
- ギターの持ち方、ピックの持ち方
- 弦の押さえ方、ピッキング(フィンガーピッキング含む)の仕方
- ギターの仕組みについての説明
- チューニングの仕方、弦交換の仕方
- (ギターをお持ちでない方は)どんなギターを買ったらよいか
- TAB譜の読み方
<初心者>
- コードについての説明とその押さえ方
- パワーコードの押さえ方、弾き方(主にロック、ポップス向け)
- ドレミファソラシドの位置の説明と弾く練習
- 基礎的な運指練習の例
- いろいろな場面での不要弦のミュートの仕方、ミュート奏法(右手&左手)
- 譜面の読み方
- (教則本をお持ちの方は)書いてある内容の説明、活用方法
など、今後ご自身で練習していく上で土台となる基礎的な内容を学んでいただきます。
教則本は私もたくさん手に取ってきましたので、いまいち活用できずにお悩みの方には良いアドバイスができるかと思います。
【中級者の方】
特段クラス分けをしているわけではありませんが、初級の内容をひととおり身につけられた方には、少しずつ進んだ内容のレッスンを行っていきます。
また、レベルアップしていくにつれて厳しい場面に遭遇していくようになると、理論的知識も必要になってきますので、テクニックだけに偏らないようにバランスよくレッスンしていきます。
理論的知識は、セッションの場などや、作曲にも必ず役に立ちますので、毛嫌いせずに慣れることをおススメします。(もちろん強制ではありません。)
<プレイ面>
- オルタネイトピッキングの仕方とその練習例、逆オルタネイトでの練習とエコノミーピッキング
- 中指、薬指も使ったフィンガーピッキング(主にアコースティック、クラシック)
- ビブラートのかけ方
- アルペジオ、カッティング、チョーキング、スライド、ハンマリング・プリングなどのテクニックとその練習例
- オクターブ奏法の仕方
- メジャースケールのポジション把握
<リズム>
- メトロノームを使った効果的な練習(裏打ち、1・3拍、2・4泊打ち等)
- 足で拍をとりながら弾く
- 4拍子以外の練習
- シャッフルのリズム
<理論>
- コードの成り立ちと構成音、表記の方法について
- ダイアトニックスケールとダイアトニックコードについて
- テンションについて(9th、13th、♭9thなど)
- 音程、度数、音名、移動ド・固定ド等について
- 指板上の音名を把握する
- コードの役割と進行について
- ペンタトニックスケールについて
もう少し突っ込んだ内容としては、
- アベイラブルスケールとアボイドノート
- チャーチモードとダイアトニックコード
- サブドミナントマイナーとノンダイアトニックコードの考え方
- 人気のある曲で頻出のコード進行
- コードトーンを指板上で見つける、自分でコードフォームを作る
- テンションを沢山含んだコードフォーム
- ペンタトニックスケールの全5フォームをどこでも弾けるようにする
- リズムずらしフレーズ
- アドリブ演奏をしてみる
などなど、目指すギタリスト像に応じて必要な部分のレッスンをしていきます。
少しずつ、手を動かすよりも頭を回転させるような内容が増えていきます。
このような練習は、急にキーを変更して演奏しなければいけない状況に遭遇したり、コード譜だけ渡されて演奏しなければいけない場面などに必須の能力となっていきます。
また、サブドミナントマイナーやノンダイアトニックコードを理解したうえで、頻出のコード進行を覚えることは、楽曲のコード進行を耳コピする際にものすごい威力を発揮します。(慣れてくるとあっという間に終わります。)
それと同時に、世の中で人気の曲の本当に多くが、キーやアレンジは違えど同じコード進行で作られている、という事実が理解できると思います。
これらを理解すると、ご自身の今後の音楽人生に大いに役立つでしょう。
ペンタトニックスケールの5ポジション
【上級者の方】
このレベルになると、もはや教えられることも少なく、むしろこちらが教えられることの方が多い(?)かもしれませんが、いろいろな方とセッションしてきて、質問されたりした経験を踏まえて、一応私からもお伝えできるかな?という辺りのことを挙げておきます。
主にアドリブ演奏をするための知識やテクニックが中心で、二人での実践セッションなども多めに取り入れていきます。
早弾きや本格的なフィンガーピッキングなどのテクニカルな面はあまり教えられないと思いますので、ミスマッチの無いように事前相談させていただきたいと思います。
- 各コード上でのスケールチョイス(△7コードやm7コード上で使用される3つのペンタトニックスケール、など)
- マイナースケール3種使い分け(ナチュラル・ハーモニック・メロディックマイナー)
- △7、m7、7、m7(♭5)などのコードアルペジオを指板上の全箇所で弾く
- メジャースケールから同じルートのマイナー(ペンタトニック)スケールに切り替える
- セブンスコードでオルタード・コンディミ・リディアン♭7thスケールを弾く
- 伴奏無しでアドリブ演奏をする(コード進行を感じられるように)
- コード進行に合わせてコードトーンのみを弾く
- メトロノームのみでアドリブ演奏をする
- 3連の3つ目だけ、4拍目だけ、などの際どいポイントのみにメトロノームを鳴らして演奏する
- コード譜だけを見て、ウォーキングベースラインを弾く
- 原曲のとおりではなく、アレンジを加えた演奏にする
さらに、私自身使いこなせるわけではありませんが、知識的な面や自身の技術を高めていく方法論として、
- m7(♭5)コードで短3度上のメロディックマイナーを弾く
- メロディックマイナー・オルタード・コンディミなど様々なスケールからトライアドコードを抽出する
- オルタードスケール上で短3度上のマイナーペンタトニックスケールを弾く
- 7(9)や7(♭9,♭13)コード上でm7(♭5)を使用する
など、アドリブの選択肢を広げていくための手法などのご説明はできるかな、と思います。
一方で、例えばMIYAVIさんのようにスラップを多用する演奏だったり、クラシックギターでコンクールを目指すような、ジャンル・レベルによってはまったく対応できないこともあります。その場合は、申し訳ございませんがこちらからお断りさせていただく場合もあります。(音楽としては好きなのですが。)
また、既にある程度アドリブをとれる方や、難しい曲にバリバリ挑戦している方で、もっと高みを目指したい方は、国内外の第一線で活躍されているミュージシャンに教わるのが良いと思いますので、そのようなご提案をさせていただくこともあります。
【番外編】
その他、ギターをやり始めると、ギターの演奏以外にもいろいろなことで疑問が出てきます。
<機材関係>
- 演奏を録音したい、作曲したい(MTRやDAWソフトの導入、環境の構築など)
- エフェクターの用途、使い方、アンプを含めたセッティングの方法
- ギターのピックアップなど、パーツの交換や改造をしたい
- ギターが弾きにくいので、弾きやすく調整したい
- 音が出なくなったが、何を直せばよいのかわからない
- ギター本体や機材をどのように選んだらよいかわからない
- この曲のこの音がどうやって作られているのか知りたい
講師自身、機材オタク、環境構築オタクなところがあり、これまで何度も売っては買い、を繰り返してきましたので、知っている範囲をすべて喜んでお話します。特に、ピックアップについては変態と呼ばれることもあります。
パーツ交換や調整、修理については、ある程度の範囲まででしたら、当スクールでもお受けできます。内容にもよりますが、一般的な楽器店や工房に頼むよりはリーズナブルにできますので、お気軽にご相談ください。
弦高調整やピックアップ交換などは、スケジュールによっては即日対応も可能です。知り合いの講師やギタリストに頼まれることも多いです。
リペアの様子はこちら。(←半分以上趣味の、自由なブログです。)
<その他>
- 音楽を続けていきたいけど、どういう進路を歩んでいくべきか悩んでいる
- 人生相談一般・・・
などでも構いません。(意外と多いかもしれません。)
【その他】
- お子さんや手の小さい方用に、ミニギターも数種類用意してあります
- 短期、長期問いません。レッスン回数などもご相談に応じます
- 無料体験後の無理な継続勧誘やあっせん、教本・機材購入の義務なども、もちろんありません
- 他でレッスンを受講されている方でも大丈夫です。辞める必要はありません
- たくさんのミュージシャン(プロアマ問わず)、講師と交流してきたので、私の経験だけではなく、様々な視点や事例を踏まえてお話しします