【オーディオインターフェース】UAD Apollo Solo USB【購入記】
ブログを更新しない期間を更新してしまいました。
池袋のギター教室、Funギタースクールです。
コロナの影響でオーディオインターフェースがバカ売れ、品薄、値上がりになった(なっている)のはご存じのとおり。
特に品薄になったのが、SteinbergのURシリーズと、YAMAHAのAGシリーズ。
少しずつ供給が復活してきたものの、未だに入荷即売切れ状態になっています。
特にYAMAHAのAG06は、配信に使いやすいというのもあってか、未だに入荷未定になっていますね。
非常に使いやすく、私も発売当初から愛用しています。
これからも、ずっ友だよ
ギターから直接AG06にINでも十分に良い音で録れるので、レコーディング含め、ほぼほぼこのAG06でこと足りるのですが、慣れてくると背伸びして新しい機材にステップアップしたくなるのが人間の性(さが)。
UR-RT2も持っていましたが、Steinberg製以外に興味の矛先が向き始めていました。
過去にはRMEのBabyfaceにも手を出したものの、高機能すぎて全く使いこなせず、手放した思い出。
ちょうどその頃、DTMerにはおなじみ、藤本健さんのDTMステーションにて、『プロの制作環境が5万円台で入手可能に。新発売のApolloエントリーモデル、Apollo SoloはDTM環境に何もたらすのか?』という記事が投稿され、自分の興味の矛先はUADのApollo Solo USBへと向き、封印したはずの物欲が、一気に噴出したのでした。
買っちった
丁寧に開封
白い
コンニチワ
いちいちカッコいいです
化粧箱?と呼んでいいくらい、高級感が漂います。
前面は潔いHi-Z入力とヘッドフォン出力のみ。
XLRやUSB、出力端子は背面です。
ちなみにUSB-Cのケーブルは別売りなので注意。
UAD(ユニバーサルオーディオ)のApolloシリーズ最大の特徴が、このプラグインエフェクト。
マイク用、ギター用、マスタリング用、などの有名なエフェクト機材の音の効果を、ソフトウェア上で模擬的に再現してあげましょうね、というのがプラグインエフェクトのそもそもの役割で、これ自体はCubaseなどのDAWソフトで当たり前に使われているのですが、DAWソフト上でたくさんのプラグインエフェクトを使っていると、パソコンに負荷がかかって動きが重くなったり、ノイズが発生したりします。
そこで、パソコンだけに頼らず、オーディオインターフェース側にもパソコンのCPUみたいな演算処理機能(DSPといいます)をのっけて、オーディオインターフェース内部でもプラグインエフェクトをかけられるようにして、パソコンの負荷を減らしてあげましょうね、というのが最近のオーディオインターフェースの主流なのです。
そしてこのUADのApolloシリーズは、その機能やクオリティが高い、というのが最大の特徴のようなのです。
…と、これだけ読んでわかるでしょうか??
正直知らない人が製品HPの説明を見ただけじゃ「なんのこっちゃ?」となってしまうのでは、と思います。
私もそうでした。
UAD Apollo Solo標準バンドル
このApolloの内部(UAD-2というソフトウェア)で使えるプラグインエフェクトは、当然のことながらUAD製のプラグインエフェクトでなければ使えません。
1176とか2Aとか似たような名前のプラグインエフェクトが、WavesやT-RackSとかからも発売されていますが、他社製のプラグインエフェクトはApolloでは使えないのです。
同じハードウェア機材をシミュレートしたので同じ名前になっているだけで、PS4でNintendo Switchのソフトを動かそうと思っても動かせないのと一緒です。
(「当然のことながら」なんて書いてしまいましたが、私も理解するまではどういう仕組みなのか全然わかりませんでした。)
「標準バンドル」と呼ばれる、買った時点で無償で使えるエフェクトは、数種類。
これらを自分でダウンロード&インストールして使います。
箱の中にはいろいろなプラグインエフェクトが書かれたカタログが入っていますが、それらはUADから別途購入してダウンロードしなければ使えません。
UADはハードウェアも出しています
ちなみに1個のエフェクトが1~2万円くらい。安くはないです。。
他にもApolloには「Apollo Twin」や「Apollo X4」など、Solo以外の製品がありますが、これらは内部のDSPの数、性能が違ってきます。
DSPの数が増えるほどたくさんの処理ができるので、たくさんプラグインエフェクトを使用することができます。
一番高いのは40万くらい。圧巻。。
USBのほかに、Thunderbolt 3端子で接続できるApollo Soloというのも同時に発売されており、そちらの方はバスパワー(Thunderbolt 3端子から電源が供給)なのですが、Apollo Solo USBは別途ACアダプターの接続が必要です。
買う前は「どうせ据え置きだし別にいいや」とあまり深く考えませんでしたが、今思うとやっぱりバスパワーの方が便利でしたね。。
使い始めるには、この様に英語で書かれたカードにしたがってソフトのダウンロード&インストールやレジストレーション、オーサライズを行っていきます。
この辺は、初めてこういう作業をされる方にとっては難しいかもしれません。
使ってみたところ、比較的軽くてコンパクトなので、ちょっとした旅先でも持ち出せます。
ノートPCのような、ちょっと重い処理は苦手な環境で力を発揮してくれそうです。
外出セット
ギター中心のレコーディングであれば、以前レビューを書いたZOOM GCE-3(ZOOM GCE-3使用レビュー ~この夏は 買ってよかった GCE iOSにも 接続できたり~参照)の方がより小さくて便利かもしれませんが、打ち込みやミックス&マスタリングの作業であれば、Apollo Soloの方が優れていると思います。
ZOOM GCE-3はめちゃ軽くて小さいので、結局両方持って出歩けちゃいますけどね。
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